【中学1年生/72期】性教育に関する講演会
6月に中学1年生で、家庭科の主催で助産師の渡邉安衣子(わたなべあいこ)先生をお招きして講演会を実施しました。
テーマは「助産師による性教育~生命の安全教育~」です。
生徒達は初め「性教育」と聞いて少し戸惑った様子でしたが、渡邉先生のフレンドリーなトークに緊張もほぐれ、先生からの質問に答えながら楽しく熱心にお話を聞きました。
「助産師」という仕事内容や、「プライベートパーツ」「性教育と下ネタの違い」といった内容が取り上げられましたが、中でも生徒達の反響が大きかったのは、「境界線」についてのお話でした。
「ものの感じ方は人によって違う」「同意ってなんだろう?」「嫌だと思う事は嫌だと言っていい!」「NOを受け入れないのは暴力と同じ」「NOと言う=嫌いではない」など、中学校に入学して、友人関係が出来上がってきた生徒達には、友達との関係性や距離感を振り返る良い機会になったようです。
講演後書いてもらった生徒達の感想を読んでいると、「嫌なことは流してしまうのではなくて、勇気を出してNOと言いたい」とか、「普段から友達の言うことにきちんと耳を傾けるようにしようと思った」などとあり、今後の生徒達の学校生活に大いに役立つものとなったのではないかと感じました。