7月 高校講演会
7月2日 高校2年生 OB講演会
様々な分野で活躍される本校のOBに、職業選択のきっかけや仕事等について興味深いお話を伺いました。
井上 陽介 氏(34期 東海旅客鉄道株式会社 関西支社 管理部長)
鉄道業界のビジネスモデルやリニア計画の意義と社会的価値、日本の再活性化についての話に加え、多様化する価値観の中でキャリア選択の大前提となる教養・基礎学力とコミュニケーション能力を磨くことの重要性についてアドバイスを頂きました。
不藤 潤 氏(45期 伊藤忠商事株式会社 自動車・建機・産機部門 いすゞモビリティ部)
高校時代から現在に至るまでのキャリア選択について、総合商社という企業形態の中で主に関わってこられたアフリカでのビジネスの内容や、その醍醐味についてお話し頂きました。また、進路選択にあたり自分の物差し(内的モチベーション)を大切にするようにというメッセージを頂きました。
木村 拓也 氏(38期 経済産業省 通商政策局 通商機構部 統括参事官)
現在の仕事を選択するきっかけ、問題意識を政策に反映できる公務員という仕事の醍醐味や、今後ますます公務員に求められるであろう専門性をもつことの意義についてお話し頂きました。また、世界の多様性を肌で感じるために留学することの意義、その礎となる英語学習の重要性についても合わせてお話し下さいました。
7月9日 中学3年生・高校1年生「現代社会における文学の可能性」
岡 真理 先生(京都大学大学院 人間・環境学研究科教授(共生文明学/比較文明論/文明交流論))
アラブ文学や映画を題材に、現在世界における文学の可能性として《世界》の姿を開示する、私たちが応答すべき声がある、そして、私たちが生きるこの世界を、真の地獄としないという点を指摘されました。質疑応答も活発で思考が深まる対話がありました。
7月20・26日 高校3年生 医学部志望者対象講演会
7月20日 現役医師の講演として京都府立医科大学の整形外科の木田圭重先生(39期OB)にご講演頂きました。野球日本代表「侍ジャパン」のスタッフとしてトップアスリートの診察を担当されるなど、最前線でのご活躍の様子や実際の手術動画を見ながら手術の行程の説明などお話し頂きました。
7月26日 2名の現役医学部生から、高校時代の受験勉強や大学生活について話をして頂きました。京都府立医科大学1回生苗村亮さん(65期OB)からは学習の進め方やおすすめの参考書など、京都大学医学部4回生三間慈音さん(62期OB)からは自身の受験体験や京都大学医学部で学ぶことの意義について話をして頂きました。