【高校2年生/67期】OB進路講演会
67期 高校2年生 OB進路講演会
3名の卒業生の方に以下のタイトルでご講演いただきました。
講演後、生徒からの活発な質問にも気さくにお答えいただき、有意義な時間を過ごすことができました。
岩田恵氏(29期)株式会社 ディーディーティー(d/dt Arch.) 一級建築士
「建築家」
高校時代~現在の仕事に至る自身のキャリアパスについてお話いただきました。古今の「建築」例や大学パンフレットを用いた説明で「建築を学ぶ」ことへの理解が深まるとともに、「形あるものに携わりたい」というご自身の学部選択の気持ちや「やってみよう」という就職時の飛び込む姿勢、キャリアの中での「チームで設計する」ことの大切さといったご自身の経験から生まれるメッセージが生徒の心に残ったようです。
森田鉄兵氏(43期)スポーツコミュニケーションKYOTO株式会社(京都ハンナリーズ)代表取締役社長
「洛星高校キャリアデザイン講座~自分の本当に好きなことを仕事にする方法~」
「スポーツ」に魅了されたご自身の人生を語られるなかで「挑戦」の大切さを打ち出しておられました。部活に打ち込んだ高大生活から、海外でのスポーツビジネスの在り方を知った就活期のご経験をはじめ、広告代理店での「スポーツを基に人々を元気にする」というスローガンに向けた企業間の調整や提案、さらには「決定権を持つ現場に飛び込み、人とともに理想を形にしてゆく」という現在の活動まで生き生きと語ってくださいました。多彩なご経歴の中にある「スポーツ」への熱意という軸は、生徒に自分のアイデンティティ形成を後押しする貴重な機会を与えてくださったように思います。
澤田守男氏(33期)医療法人財団今井会足立病院 院長
「今、“産婦人科医”として想うこと―産婦人科を中心としたまちづくり―」
「なぜ産婦人科医を目指したのか」というご自身のルーツから、医師として働く中で様々な課題を抱かれ、それにどう取り組んできたのかお話しくださいました。病院内での自身の立ち位置から「がんへの課題意識」が芽生えたお話や、「女性のトータルライフをサポートする」という現在ご勤務される病院の取り組み・課題意識・啓発活動は、「自分の仕事はここまでだから、~さえやっておけばよい」という諦めや制限で足踏みするのではなく、自ら課題を設定して常に最前線で駆け抜ける社会人の姿として生徒に映っていました。
生徒の感想からも「〇〇という職業に興味はなかったが、自分と似た学生生活を送っていて親しみが持てた」など、先輩のキャリアパスが自身の選択の幅を広げるものとして受け止められたようでした。 お三方ともお忙しい中貴重なお話をいただきありがとうございました。