生命の循環に感謝
イースターおめでとうございます。
4月20日はキリスト教において主イエスの御復活を祝う復活祭(イースター)のミサが行われました。バチカンのサン・ピエトロ広場でも教皇フランシスコが久々にバルコニーに姿を現され、人々にメッセージを送ってくださいました。
カトリック信者にとって、教皇の肉声でのメッセージは大変喜ばしいものであっただけに、昨日の教皇逝去のニュースは衝撃を受けました。教皇は、核兵器の廃絶、貧しい人々に寄り添うことの大切さ、自然における人間の責任などを最後まで説きつづけられました。最後の力を振り絞って御復活祭に希望のメッセージをくださったことに心より感謝と敬意を表します。
フランシスコ教皇の魂が、主のみもとで永遠の安らぎを得られますように。
洛星では、今日から中1は滋賀県北部の高島市で宿泊研修を行います。彼らがその学びの中で、教皇フランシスコが説いた生命の循環や「エコロジカルな霊性」を感得し、人間は自然の一部に過ぎないこと、しかし、自然に対して最も大きな責を担う存在であることを認識できるように願います。教皇フランシスコもきっと彼らのことを見守ってくださっていることでしょう。
校長