学校ブログ

オープンスクールが開催されました

11月16日(土)の午後、時折小雨の降る中、「2024年度洛星オープンスクール」が予定通り行われました。
今年も午後2時開始とともに、中学生のオーケストラ部員からなる弦楽アンサンブルの演奏でお迎え。小学生の皆さんが保護者の方とともに、クラブ展示や教科の展示、体験コーナーを回ってくれました。洛星の生徒による校内ツアーの飾らない案内コメントに耳を傾けたり、生徒との将棋対局などなど、短い時間ではありましたが、小学生の皆さんとご家族、皆さん楽しんでくださったことと思います。

本校の生徒たちも、「あこがれの的(?)のお兄さん」としての自覚とプライドを持って行動してくれました。
「あこがれ」は正しい「識別」をするためにとても重要なもの、と生徒にも学校説明会などでもよく話しています。
(過去に生徒へお話しした内容は、こちらからご確認ください)
ローマ教皇も講話のなかで「あこがれ」の重要性について述べておられますが、神学的・精神的な意味のみならず、あんな人になりたい、あの人を超えたい、という気持ちは子どもたちの成長にはなくてはならないものです。
洛星の中学生・高校生がより多くの人から「あこがれ」を持たれる存在であってほしいと願います。

 

この日は、様々な催しが各所で行われており、洛星の生徒も、立命館大学での演劇発表会、東山高校で行われた脳科学研究発表会(東山、京都女子、洛星合同での研究発表で英語でのプレゼンテーションが課せられました)、科学の甲子園等々に参加していました。高2の2名は東京での「全日本高校模擬国連大会」に出場。引率した児玉先生の報告を以下に記します。

 

高校2年生の内藤祐陽君と甲斐悠真君は、9月にオンラインで開かれた予選会を通過し、東京・国連大学で開かれた全国大会に出場しました。全国から予選を勝ち抜いた84チームが参加しました。
軍縮と平和構築をテーマに、大使となって2日間で決議をまとめるのが課題なのですが、英語での議事進行や演説、書類作成など、文字通り食事の時間も寝る時間も惜しんで挑んでいました。
日本代表としてニューヨークには行けませんでしたが、予選会に始まり濃厚な3か月間でした。

 

オープンスクールだけでは紹介しきれなかった洛星生の生き生きとした日常の姿をこれからも折に触れて紹介してまいります。
明日20日からは中学3年生が研修旅行で島原、熊本、長崎を訪れます。私も昨年に引き続き引率いたしますので、次回はそのレポート中心になる予定です。お楽しみに。

(校長)