バラに寄せて
突き抜けるような青空の下、あちらこちらでバラが咲き誇っています。
近年、手軽に庭先や鉢でバラを栽培する方が増えていて、その凝りと優雅な姿に癒やされる今日この頃。私の大学以来の友人たちもバラ栽培に長けた人が多く、ライン上(コロナの時にグループラインを作り、以来大学の放課後お喋りタイム復活!“とばかり楽しんでいます)で、庭自慢、バラ自慢が盛んです。
そんな中、東京のカトリック女子中高に努める友人が、洛星でもどう?と「アンネのバラ」と「コルベ神父のバラ」の写真を載せてくれました。
「あの突然休校だった時、学校に来るとこのバラたちがきりきりしている自分に話かけてくれているような気がした」と友人。
バラの花の持つ優雅さだけでなく、アンネ・フランクやコルベ神父という名に込められた平和への願いは、コロナ禍だけでなく、今もこれからもずっと人々の心の慰めとってくれるでしょう。
洛星では中学3年生の秋に研修旅行で長崎を訪れます。大浦天主堂そばにあるコルベ神父ゆかりの地を班別研修コースに組み入れる生徒達も例年います。
もし、洛星の敷地にもアンネのバラやコルベ神父のバラが咲くようになったらいいなあ、と大きな声で独り言っています。すると、洛星には「ヨハネ・パウロ2世のバラがありますよ」と職員の方が教えてくれました。(白いバラの写真)
もし、洛星の敷地にもアンネのバラやコルベ神父のバラが咲くようになったらいいなあ、と大きな声で独り言っています。すると、洛星には「ヨハネ・パウロ2世のバラがありますよ」と職員の方が教えてくれました。(白いバラの写真)
もともとは修道院の敷地だったところにひっそりと白いバラがあったのです。年に何度も咲くそうなので、次回咲き始めるころには、生徒達にもぜひ紹介したいと思っています。
追記)前回紹介したモントオールから来た犬君、今のところ名前の候補が一件:「ODA犬(オダケン)」。「オダケンというのは私の兄の名(小田健)に通ずるので、ちょっとためらいが……。ほかの候補もぜひおよせください。
校長