学校ブログ

不老長寿の果実

高校の生徒から「ムベ(郁子)」という珍しい果実をいただきました。
話には聞いたことがありますが、実物を見るのも食するのも初めて。

その昔、蒲生野で天智天皇が地域の老夫婦に長寿の秘密を訪ねたところ、この果実を食しているからだ、と聞き、さてこの珍しい果実を食べたところ、「むべなるかな(もっともなことだ)」とおっしゃったのがその名の由来だとか。

今でも、初物や珍しいものを食べると寿命が延びる、といいますね。

さて、私も初めてのこの果実をいただきました。切ってみると、パッションフルーツのようですが、味はやさしくほんのり甘い。なるほど、「むべなるかな」と納得しました。

種を庭に埋めておいたので、来年は「ムベ」が自宅でたくさん収穫できるかもしれません。

さて、先週末はいろいろな催しがありました。インターアクト地区大会、京都府高校総合文化祭の各部門の大会など、本校の生徒たちも大活躍してくれました。生徒たちの輝く姿は、私たちにとってムベに負けない「不老長寿」の薬。

詳しい活躍の様子については、次回以降、生徒や顧問の先生の言葉でご紹介いたします。

校長 小田