アラスカフォトライブ
今月1日、中学一年生は、奈良校外学習を行いました。
寒い1日でしたが、社会科教員の説明を聞き、奈良公園の鹿に囲まれて、古都奈良の歴史を学びました。教室内で学ぶだけでなく、校外にでて見聞することはとても大事なことです。
翌2日金曜日には、自然写真家の松本紀生さんをお招きして、アラスカフォトライブを楽しみました。松本さんは、大学生のころからアラスカの自然に魅せられ、オーロラやアラスカの海で豪快に泳ぐマッコウクジラなどの写真を撮影してこられました。自然の素晴らしさを映像と音楽、そして何よりも暖かく真っ直ぐなお人柄があふれるトークとで、45分間、中学1年生(教員も)を魅了してくださいました。
回転寿司屋さんよろしく並んで待つヒグマの目の前に次々飛び出してくるサケの映像に大はしゃぎしたり、紅いオーロラの神秘な美しさに感嘆の声をもらしたり、と大喜びでした。
アラスカについては、実際に見聞するのは難しいでしょうが、地球の中で一番環境変化の影響を受けやすい場所だ、との説明を受け、それを示す映像を見た経験は、生徒達にとっては貴重な宝です。
彼らが大人になるころ、アラスカの美しい自然は残っているのだろうか?と自分たちが利便性を優先してきたことを反省する機にもなり、私にとっても意義深い時間となりました。
校長 小田