学校ブログ

新たな出発に向けて

あっという間に2024年度が始まりはや1ヶ月。
次々出てくる課題に追われ、すっかりブログを更新せずにいました。色々な方から「あの、最近ブログが・・・」と話しかけられ、お、読んでくださっていたんだ、と喜ぶと同時に、自らの怠慢を深く反省することしきりです。
 
さて、2月に報道されたとおり、3月31日をもって本校の設立母体である聖ヴィアトール修道会が日本での宣教活動を終了しました。これからは、私達教職員でヴィアトール会設立の理念・建学の精神、そして長年修道会が大切にしてきたことをしっかりと受け継ぎ、これまで通り、いやこれまで以上に青少年の心・頭・体の教育を行う、という決意を新たにしています。
去る3月下旬、70期生とともに、私も初めてカナダ ケベック州モントリオールのヴィアトール修道会への表敬訪問をしてまいりました。カナダ管区長や校長・理事長との懇談、洛星で働かれた修道会メンバーが眠る墓地での祈りなど、生徒にも印象深く刻まれたことと思います。
ジョリエットの修道院を訪問したときに一人の修道士(ブラザー)の方が、生徒たちに(私にも)と、牛乳パックで作られた犬をプレゼントしてくださいました。
 
 
そして、「私はもう高齢でこれまでどおりに仕事をすることはできませんが、それでも、毎日祈りの生活の中で、牛乳パックのリサイクルや、それを利用した犬を作ったりしています。みなさんも、ものを大切にすること、感謝することを忘れないでください」とお話しくださいました。
 
ブラザーが下さった犬は今、受付の窓口にいます。
情報と物品に溢れかえる世の中ですが、この犬を見て、感謝の気持ち、ものを大切にする気持ちを思い起こして下されば幸いです。
ところで、この犬にはまだ名前がありません。なんと名付けましょう。
昔アラール神父が飼っておられた犬は「ケベック」という名でしたが、もし、このブログを読まれた方、または犬を見られた方で良い名を思いつかれたら、ぜひ私までお知らせ下さい。

 

 

ケベックシティから連れて帰ったクマさんと一緒に

 

校長